わたなべブログ

2013年5月29日 水曜日

腰痛や腰痛予防対策について

腰痛はごくありふれたもので、長時間座り続けるデスクワークや立ち仕事、重いものを持つ肉体労働など、長時間同じ姿勢である仕事や、重いものを持った時に激しい負荷が腰にかかる仕事に従事されている方によくみられ、これらはぎっくり腰の原因にもなります。また、腰痛に悩む人は年齢が高くなるに連れて増え、60歳を超えると半数の人が何らかのきっかけで腰痛を起こしています。

腰痛は人の命に関わる病気ではありませんが、健康上、大きな問題があります。
背骨からなる脊椎にかかる衝撃は、椎骨の間にある軟骨でできた椎間板によって吸収されます。
脊髄神経は、脊髄に沿って椎骨のすき間から出て、全身の神経とつながっています。
脊髄神経根と呼ばれる脊髄神経の一部は脊髄に最も近い場所にあるために、脊椎が損傷すると圧迫されて痛みをもたらしてしまうのです。
腰が痛いと感じる症状は同じでも、一人一人身体も生活スタイルも異なります。
当院ではお一人お一人に合わせた治療を行いますので、症状が酷くなる前に、身体のメンテナンスなどの相談からお気軽にご質問ください。

最も効果的な腰痛予防対策は、定期的な運動です。
有酸素運動と特定の筋肉の増強運動やストレッチ運動が有効です。
水泳やウオーキングなどの有酸素運動は、全身の健康改善、肥満解消、筋肉強化に有効で、腹、尻、背中の筋肉を強化する運動とストレッチは、脊椎を安定させ、脊椎のクッションの役目をしている椎間板の負担を減らし、靭帯の位置を保ちます。
筋肉を強化する運動には、骨盤の挙上や腹筋運動などがあり、ストレッチ運動には、座って行う脚のストレッチ、膝を胸につけるストレッチ、股関節と大腿四頭筋のストレッチなどがあります。
また、運動は骨密度と適正体重の維持にも役立ちますので、腰痛の原因となる、骨粗しょう症と肥満のリスクを減らします。

身体的な異常は、常に痛みを伴う事により、結果的に精神的に健康な生活を行うのに大きな支障となります。
自身に合う、ストレス無く、継続的に行えれる運動に出会うのは難しい事です。あせらず、根気良く探しながらゆったりとした気持ちで生活する必要があります。無理な運動は身体的ばかりでなく、精神的なストレスも重なりかえってマイナスになります。

詳しく知りたい方や相談されたい方は、気軽にご来院ください。
健康な身体作りのお手伝いをいたします。

投稿者 渡辺接骨院

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