わたなべブログ

2013年5月24日 金曜日

四十肩、五十肩について

40歳以上の人から多く発症しますが、四十肩、五十肩は病気の名前ではなく、肩の痛みを伴い可動範囲が制限される状態を言います。
これは、肩の関節を構成する部分が炎症を起こし、肩をスムーズに動かすために重要な滑液包や腱板などに問題がある為に起こります。

症状としては、肩から上腕部にかけて痛みがあり、腕が上がらなくなり、また手が後ろに回らなくなります。
放置しておくと激痛になり、痛みで睡眠を妨げられるようにもなります。
利き腕に関係なく発症し、まれに両側性に発症することもあるので、注意が必要です。
原因は特定されておりません。


四十肩、五十肩は、突然肩に強い痛みが走ります。
なったばかりの肩は肩関節が炎症を起こしている為、肩を動かさなくてもズキンズキンとした痛みがあります。
この時期には、まず炎症を鎮める施術を継続して行います。
重い物を持ったり腕を連続して使うようなことはせず、安静にすることが大事です。
その後、急性炎症期が過ぎると肩関節周りの安静時痛は治まってきますが、肩を少し大きく動かすと痛みが走ります。
この頃には、患部の緊張している組織に対して、適度な刺激を与え、積極的に可動域を広げる手技療法を取り入れ、関節の拘縮を防ぐ為に、間隔を開けずに施術する必要があります。
施術せず放置しておいても、肩関節の可動域を広げることが大切です。
3ヶ月から6ヶ月ごろには、肩の痛みはほとんどなくなると思いますが、人によっては肩関節の癒着により、肩の動きが非常に悪くなり日常生活に支障をきたすことがあります。
重度の場合、リハビリ治療が必要になります。
ひどくさせないためにも、悩んでいる方はぜひ当院へご相談ください。

投稿者 渡辺接骨院

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